琉球石灰岩の切石をアーチ型に積み上げて造られた美しい石橋です。
伝承では500年前の琉球王国時代、平良から与那覇へ通ずる主要道路の一部として崎田川に架けられ、1817年に修理されたとされます。
「下地町の池田矼」として沖縄県の史跡に指定されています。
池田矼は、国道390号の崎田橋のすぐそばに並行して崎田川に架けられています。
橋の上を歩けますが、橋の向こう側は行き止まりで通れません。その先に沖縄製糖(株) 宮古工場があります。
池田矼から崎田川の上流を見ると、木が生い茂り、緑の美しさと自然の力強さを感じられます。
池田矼の側には、史跡が刻まれた石碑と、池田矼を再現した小さな模型があります。