絶景が見られたり、インスタ映えする写真が撮れると知名度が上がっている下地島にあるスポット、17END。
遠浅で驚くほど透明度が高い、透き通った青く美しい海、サラサラの白い砂浜は、まるで天国。
ただしこの砂浜は潮位(海面水位)によって現れたり、消えたりする幻のビーチです。1日の中でも潮の満ち引きによって見える景色が全然違います。
ビーチとなる場所17ENDは、島から海に突き出た埋立地、空港の滑走路沿いの周回通路です。
17ENDの砂浜は、下地島空港を作るための埋め立てにより現れるようになりました。
埋め立てで潮の流れがせき止められたことで、海底に砂がたまるようになり、水深が浅くなって、潮位が低い時間に出現します。
滑走路17の進入端にあるため「ランウエイ17END(ワンセブンエンド)」と呼ばれますが、宮古島では「17END(ジュウナナエンド)」という呼び方が定着しています。
いつ見てもキレイな景色ですが、潮位が低いほど砂浜が広がるので、干潮に近い潮が引いた時間帯ほど、また大潮に近い日ほど、キレイな砂浜が見られます。
潮位が30cm以下なら広い砂浜が見られますので、干潮と潮位を調べてみましょう。
景色は天候にも大きく左右されます。海は太陽の光に照らされて輝き、キレイに彩られます。曇によって太陽の日差しが遮られてしまうと、息を呑むような光景が見られなくなります。
下地島の西側は海しかない夕日を見るサンセットスポットです。17ENDからも素晴らしい夕陽を見ることができます。
※17ENDがある空港周回通路は現在、車両通行止めになっています。徒歩での通行は可能です。
※通り池のある空港西側からですと、周回通路の入り口付近に路上駐車して、歩いて300メートルほどで着きます。佐和田の浜がある空港東側からですと、周回通路の入り口付近に路上駐車してから、1.5キロメートルほど歩かなくてはいけません。
※周回通路から砂浜へは、周回通路沿いにあるテトラポッドを降りる必要があります。滑りやすい靴やヒールのある靴で降りるのは大変危険ですのでやめましょう。
※17エンド付近は遠浅に見えて急に深くなっているところがあります。海流が強く、流されやすいので、泳いだり、うきわに乗って遊ぶことは事故につながる可能性があります。監視員やライフセーバーもいません。危険ですので控えましょう。
※砂地の海なので、サンゴも熱帯魚もほとんど見えず、シュノーケリングには向いていません。
※トイレやシャワー、コンビニはありません。最寄りのトイレは車で5分の通り池の駐車場です。
・シャワー なし
・トイレ なし
・更衣所 なし