佐良浜港

(さらはまこう)

カツオの水揚げと迷路のような集落

伊良部島の東部に位置する漁港で、佐良浜漁港とも呼ばれ、カツオの水揚げが有名ます。

漁港町の佐良浜集落は、漁港から高台の斜面にカラフルな家が立ち並ぶ独特の景観。家々の隙間に車が通れない狭い小道がうねるよう張り巡らされて、まるで迷路のよう。

漁港は2015年まで宮古島(平良港)と伊良部島の間に定期船が行き来していましたが、伊良部大橋が開通したことに伴い、運行がなくなりました。

漁港内には、伊良部漁協の直営する食堂、直売所、加工室、体験工房が設けられた「いんしゃの駅・佐良浜」があります。

水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が食べられる「おーばんまい食堂」では、カツオやマグロの海鮮丼や刺し身、海ブドウ、グルクン、魚やもずくの天ぷら(宮古島の分厚い衣)が食べられます。

ピンク色のねっとりして甘い「ぴんくいげんまい」は、佐良浜の定番おやつ。体験工房では、釣りたてのカツオ・マグロを豪快に一尾さばく体験ができ、自分でさばいた新鮮な刺身を味わえます。

Information

住所
沖縄県宮古島市伊良部池間添50