伊良部島北部の断崖が連なる海岸線にある展望台。
断崖絶壁の下には、サンゴ礁が見える澄んだ海が広がり、コバルトブルーの美しい景色が一望できます。
フナウサギパナタから白島崎までの一帯は、豊かな自然が残っていて、展望台からは緑の岬と青い海の雄大な風景や、遠く池間大橋や池間島も望むことができます。
フナウサギパナタは、宮古島の方言で「船を見送る岬」という意味です。昔、沖縄本島に戦争のため出兵兵士を家族や知人が見送った言われ、そこから名づけられています。
展望台には以前、渡り鳥「サシバ」が飛ぶ姿をかたどった巨大なモニュメントが作られていましたが、老朽化のため解体されて、サシバがとまっていた台のみになってしまいました。
サシバは、秋に飛んでくる渡り鳥で、牧山展望台や宮古空港の建物のモチーフになっています。