畑の真ん中にある知る人ぞ知る鍾乳洞。推定30万年かけて造られたといわれいます。
パワースポットとしてクチコミで知られ、巨大のつらら石や石筍があり、神秘的な雰囲気です。
仲原鍾乳洞の場所は、周りに畑が広がり目立たないので、見つけづらいです。地図で位置を確認して行きましょう。
たどり着いても受付棟が簡素で怪しいです。しかし地上から階段で15メートルほど下にある穴底に下りると、スケールの大きな景観が広がります。
10万年前に天井が崩落してできた30メートルほどはあるドリーネ型の穴底からは、断崖がぐるりと囲み、植物のツタが垂れ下がっていて、生い茂る緑の植物の間から光が降り注いでいます。
この先に鍾乳洞の入口があります。琉球石灰岩でできた洞窟は長さ265メートルあり、幅が平均8メートルとかなり広くなっています。
通路の途中に広い吹き抜け空間ができていたり、人より大きな石筍、無数の奇妙な形をしたつらら石が広がり、見ごたえ十分。
洞窟で泡盛を貯蔵して熟成させるサービスもあります。3年以上熟成させた泡盛はクース(古酒)と呼ばれ、深くまろやかな味わいとなります。
鍾乳洞の中は年間を通じて、気温が20度前後に一定に保たれており、斜光しているので、熟成させるのに適した天然蔵です。
仲原鍾乳洞は個人所有の鍾乳洞で、オーナーが鍾乳洞について詳しく案内してくれます。